NTTレゾナントが発売する「gooのスマホ」シリーズ=22日、東京都渋谷区のヒカリエホール【拡大】
NTTレゾナントは22日、格安スマートフォン事業に本格参入すると発表した。標準搭載するアプリ(応用ソフト)を通じ、同社が運営するインターネットの大手ポータル(入り口)サイト「goo」の利用拡大を図る。「gooのスマホ」ブランド第1弾として、中国のZTE(中興通訊)製3機種をネット販売する。予約受け付けを同日始めた。
端末は、ZTE「ブレード」シリーズがベース。初心者向けの「g01(グーマルイチ)」は3G回線専用で税抜価格1万円に抑える一方、ヘビーユーザー向けの「03」(同3万円)は動画を快適に視聴できる高性能CPUを搭載した。
グループ企業のNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMカード「OCN モバイル ONE音声対応SIM」とセット販売し、保証サービスも月200~300円で提供する。
若井昌宏社長は「『端末を売って終わり』でなく、アプリ利用やサポートを通じて長いお付き合いができる事業モデルを目指したい」と発表会見で話した。