東京ガスの家庭向け燃料電池「エネファーム」のCMに出演する「電気ウナギイヌ」は、赤塚不二夫さんの漫画「天才バカボン」のキャラクター「ウナギイヌ」が原型。おなかにコンセントがあり、発電が特技という不思議な生き物だ。CMでは、発電能力でエネファームに負けてしまうダメっぷりが笑いを誘っている。
エネファームに仕事を奪われ、居場所をなくしているのでは…と心配になってくるが、今春からスタートした新CMシリーズでは、ずうずうしくも、ショートボブが似合う美少女に拾われていた。現役女子高生の若手女優でモデルの広瀬すずさんだ。電気ウナギイヌと「美女と野獣」ならぬ「美女と珍獣」コンビで話題を呼んでいる。
4歳年上の姉、広瀬アリスさんと同じく女性ファッション誌「セブンティーン」の専属モデルとしてデビューし、今やCMで引っ張りだこ。学校ではバスケット部に所属しているが、芸能活動が忙しく「超幽霊部員」となっているそうだ。
そんな広瀬さんだが、実は電気ウナギイヌとは運命的な絆で結ばれている。ウナギの養殖で有名な浜名湖がある静岡県出身なのだ。