米ニューヨークで1986年2月、演奏するスティーヴィー・レイ・ヴォーン。ぼろぼろのギターで強烈なフレーズを繰り出し、ブルースブームを巻き起こしたが、90年にヘリコプター事故で亡くなった(AP)【拡大】
1950~60年代に製造され、使い込まれたヴィンテージものを再現した商品は「レリック」や「エイジド」と呼ばれ、いまや一つのジャンルとなっている。
金属パーツはさびが浮き、塗装は剥げて木目が見える。80年代、ゴリゴリのテキサス・ブルースで一世を風靡したスティーヴィー・レイ・ヴォーンの愛用したヴィンテージ・ギターが、まさにこうした外観だった。
レイ・ヴォーンに影響を受けたジョン・メイヤーら若手ギターリストは、「ぼろぼろの」レリックを愛用している。
最近のギターは劣化しにくい塗装を使っていることも多く、相当長く使ってもこうはならない。
レリック商品では古いタイプの塗料を使い、職人が手作業で1本1本にいかにもありそうな傷を付けているのだ。塗装が音色に大きく影響するという説は根強く、評価は低くない。