□クロマグロ加工・販売事業支援
■雇用拡大や所得向上にも貢献
ホリエイ(青森県深浦町)が定置網漁を行う漁場は深浦沖と岩崎沖の約2キロと近海で、6次産業化事業に取り組む「あおもり海山(かいさん)」のマグロ加工センターまで最短8分で漁場から鮮魚を届けられるという。地の利を生かし、今まで鮮度保持の点から流通が難しかったマグロの頭やほお肉、内臓など全ての部位を商品化していく計画もある。
加工センターの作業員は漁師の妻などの採用を予定。順調に事業が軌道に乗れば、地域の雇用拡大や漁師の家計所得の安定にも貢献することになる。
あおもり海山の社長も兼ねるホリエイの堀内精二社長は、加工センターの冷凍施設の一部を地域に開放する考えだ。マグロの水揚げ時期以外には、市場に出せない小さいサイズのアジやカワハギを地元の漁師から買い取って冷凍加工し、あおもり海山の販路に乗せる構想もある。
「事業を通じて地域の雇用や所得向上にも貢献することが6次産業化の趣旨。地域と一体となって事業を盛り上げ、将来的には近隣の漁師さんにも参加を呼びかけていきたい。とにかく品質の良いマグロを提供することで消費者の信頼を獲得し『深浦マグロ』のブランド力の向上に努めたい」(堀内氏)