朝日生命保険が株式会社の資本金に相当する基金の9割超を8月にもみずほ銀行などの出資者に返済する方針を固めたことが12日、分かった。平成24年に返済期限を迎えた1310億円の支払いを財務の悪化を理由にこれまで延期していた。
今回、運用環境の改善などで業績が持ち直し、このうち1200億円を返済するめどが立った。残る110億円は来年度以降に返済する。
返済後、基金800億円と劣後ローン400億円の組み合わせで資本を再調達する。財務の健全性を維持するのが狙いで、みずほ銀に加え、新生銀行、あおぞら銀行からも調達する。
基金は、相互会社の資金調達手段で、返済と利子を支払う必要がある。