記者会見で、4月の山手線の架線支柱倒壊と東北新幹線の架線切断のトラブルについて陳謝するJR東日本の冨田哲郎社長(左)ら=14日午後、東京都渋谷区の本社【拡大】
JR東日本は14日、3月に延伸開業した北陸新幹線について、平成27年度で約300億円の増収効果があるとの見通しを明らかにした。長野新幹線だった昨年実績と直接比較できる高崎-軽井沢間で比べると、上下合計の乗車人員ベースで、前年同期比で約2倍に増加したという。
冨田哲郎社長は同日の定例会見で、北陸新幹線開業から2カ月経ったことについて「これまでの運行実績にかなり手応えを感じている」と述べた。7月以降は、利用状況を踏まえながら臨時列車の継続・増発などに対応し、需給に応じた輸送量を確保する。
また、4月に発生したJR山手線の支柱倒壊事故について陳謝し、事故発生から現在までの対応について報告した。今後の対策としては、柱がどの程度傾いたら列車運行を止めるなどの判断基準を定めたという。
冨田社長は「全職場で安全総点検を実施している。弱点箇所を洗い出し、初心に返って安全意識の徹底に全力をあげる」と述べた。