韓国大統領、経団連会長と会談 歴史認識問題に言及せず

2015.5.14 05:00

会談を前に韓国の朴槿恵大統領(左)と握手する経団連の榊原定征会長=13日、ソウルの青瓦台(共同)

会談を前に韓国の朴槿恵大統領(左)と握手する経団連の榊原定征会長=13日、ソウルの青瓦台(共同)【拡大】

 韓国を訪れている経団連の榊原定征会長らは13日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とソウルの大統領府で昨年12月に続いて会談し、前回と同様に日韓首脳会談の早期実現を求めた。榊原氏によると、朴氏は「(日韓両国の)政府がさまざまなレベルで取り組んでおり、良い結果が出ることを期待する」と述べた。前回とは異なり、歴史認識問題には全く言及しなかったという。

 首脳会談をめぐる朴氏の発言について、榊原氏は会談後、記者団に「前向きな動きが出ていると受け止めている」と指摘。「日韓交流は歴史問題と異次元で考えるべきだとの姿勢が背景にあるのではないか」と述べた。

 朴氏は前回の会談で、首脳会談の開催に関して「日本側には慰安婦をはじめとする歴史問題での傷を癒やすため、真摯(しんし)な努力が必要だ」と指摘。「首脳会談は両国の長期的な発展のために成果を挙げられることが必要であり、過去の教訓を踏まえて準備したい」と応じていた。

 榊原氏はソウルで13日に始まった日韓経済人会議の直前に、日韓経済協会の佐々木幹夫会長(三菱商事相談役)らとともに朴氏と会談した。(ソウル 平尾孝)

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