民事再生手続き中のスカイマークに対し、日本政策投資銀行と三井住友銀行がファンド経由で合計約60億円を出資し、3分の1超の株式を保有する見通しであることが19日、分かった。政投銀傘下のDBJコーポレート・メザニン・パートナーズがファンドを管理する。
今回、2行が合併など重要な経営事項を決める際に拒否できる議決権を確保することで、金融機関が再生の過程で一定以上の発言力を持つことになる。2行はみずほ銀行などと計100億円規模の融資枠も設定する。
株式価値をゼロにし、株主の権利を消滅させる100%減資を実施したうえで、投資ファンドのインテグラルが50・1%、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスが最大19・9%を出資する枠組みが4月に決定。残りをANAの取引先の銀行団が出資する方向で調整していた。2行の出資でANAの出資比率は16・5%となる見込みで、スカイマーク支援の出資面での全体像がほぼ固まった。