米ワシントンの上院公聴会でタカタ製エアバッグを手にする議員=2014年11月(AP)【拡大】
米運輸省は19日、日本の自動車部品大手タカタがエアバッグの欠陥を認め、全米規模でのリコール(回収・無償修理)に同意したと発表した。対象台数は合計3380万台で、既にリコール対象となっている1570万台から倍増する。米国で過去最大規模のリコールになり、対応に数年かかる可能性がある。
米道路交通安全局(NHTSA)はタカタに対し、欠陥の原因究明に協力し、対応策への監視を受け入れるよう命令した。NHTSAはエアバッグ交換の優先順位を地域や経年の度合いに応じて定める手続きを始める。
タカタが18日届け出た文書によると、リコールは運転席用エアバッグで1760万台、助手席用エアバッグで1620万台。このうち運転席用の970万台、助手席用の600万台は既にリコール対象になっていると推定されるという。
タカタのエアバッグをめぐっては、作動時にエアバッグが破裂して金属片が飛び散る欠陥が報告されており、米国とマレーシアで少なくとも6人が死亡した。(ワシントン 小雲規生)