「mineo」の事業戦略発表会でフォトセッションをする、(左から)タレントの有吉弘行さん、藤野隆雄・ケイ・オプティコム社長、ベッキーさん26日午後、東京都港区南青山(野村成次撮影)【拡大】
「mineo(マイネオ)」のブランド名で格安スマホやSIM事業を展開するケイ・オプティコムは26日、既存のKDDI回線に加え、NTTドコモ回線を利用するプランを9月から提供すると発表した。国内のMVNO(仮想移動体通信事業者)で複数キャリアの回線を利用するのは初めて。
携帯電話のSIMロック解除が今月義務化され、格安SIMが利用しやすくなる一方で、KDDIの通信規格(CDMA2000)とドコモ、ソフトバンク(W-CDMA)は異なるため、端末が対応しているSIMしか使えないという不便さがあった。
ケイ・オプティコムの藤野隆雄社長は「(両規格に対応したプランを提供することで)キャリアの壁を取り払う」と発表会見でアピールした。