イントレピッドはもともと、ANAHDのスポンサー参加を強く求めてきた。だが、ここに来て両者が対立関係に転じた背景には、イントレピッドとANAHDの間で、航空機導入などビジネス拡大をめぐる交渉が難航していることがあるとみられている。「条件闘争に持ち込む狙いでは」(関係者)との見方もある。
スカイマーク再生には主導権を争った投資ファンドのインテグラル(東京)とANAHDの融和が課題となる中で、スポンサーと債権者が対立すれば新たな火種を生むことになる。再生計画案の提出期限が29日に迫るなかで、両者がどう折り合いをつけられるかがポイントとなる。