民事再生手続き中のスカイマークの再生計画案をめぐって、大口債権者で米航空機リース会社のイントレピッド・アビエーションが独自の計画案を東京地裁に提出したことが1日、明らかになった。イントレピッドはANAホールディングス(HD)がスポンサーに名を連ねるスカイマーク側の計画案に反対しており、ANA以外の航空会社を選定中としている。
スカイマークは先月29日、東京地裁にANAHDや投資ファンドのインテグラル(東京)をスポンサーとする再生計画案を提出したが、イントレピッド側も同日に計画案を提出した。地裁の判断次第では、7月にも開かれる債権者集会で2つの計画案が討議される可能性もある。
イントレピッド案では、スポンサーとしてインテグラルのほか、航空会社などの「その他のスポンサー」を選定。債務の弁済率はスカイマーク案(5%)に対して3%とした。
これに対して、スカイマークは「イントレピッド案の遂行の見込みはまったく不明。(当社の)再生計画案が実現可能かつ最も債権者の利益となる」とコメントしている。
また、ANAHDの片野坂真哉社長はこの日の定例記者会見で、イントレピッドの計画案提出について、「詳細は確認していないが、われわれが提出した再生計画案が最善のものと確信している」としたうえで、「(スポンサーを)辞退することは考えていない」と述べた。