インドネシア、「ミスド」1号店に長蛇の列 地元コンビニと提携 (2/3ページ)

2015.6.2 05:00

客の長蛇の列ができたミスタードーナツ1号店=北ジャカルタのモール・オブ・インドネシア(横山裕一撮影)

客の長蛇の列ができたミスタードーナツ1号店=北ジャカルタのモール・オブ・インドネシア(横山裕一撮影)【拡大】

  • 同店のレジ。まとめ買いする客が多く、1ダースのセット価格となる約650円を客単価に想定している(横山裕一撮影)

 甘い菓子が大好きなインドネシア人の嗜好(しこう)を反映して、同国のドーナツ市場では地元のJ.CO(ジェイコ)や米ダンキンドーナツが既に全国でチェーン展開し、いずれも人気だ。既存ドーナツの値段は1個約60~75円。ミスタードーナツの進出はまさに既存市場への「討ち入り」となるが、フランチャイズ展開を担当するラガム・カルヤ・ブルサマのハルディアント・マーケティングマネジャーは「競合他社の商品はトッピングだけが違って、ベースとなるドーナツ生地は全て同じ。われわれの強みはクッキータイプやソフトタイプなど生地を含めた種類の多さと品質の高さだ」と自信をみせる。月約400万円の売り上げを目指す。

 ◆3年後に全国200店

 開店1週間の物珍しさもあり、出足はよく評判もまずまずだ。行列に並ぶ20代の女性は「友人からおいしいと聞いて買いにきた」と笑顔をみせる。両手いっぱいにドーナツを購入した家族連れの主婦は「購入は2回目。これまでに食べたことがない味のモチドをまた食べたくて買いにきた。60個も買った」。大家族で友人にも分けたりするため、一度に大量に買うのもインドネシアの特徴だ。

 ミスタードーナツは今後、ショッピングモールでの出店も増やす予定だが、基本戦略はフランチャイズ契約先の親会社が全国展開し国内最大の約1万店を有するコンビニ「インドマレット」での店頭販売だ。ハルディアント・マネジャーは「年内にジャカルタ首都圏を中心に55カ所で店頭販売し、3年後には全国200店舗体制に広げたい」としている。

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