走りやすさ実現
上原さんは「足に合うシューズを選ばなければ、けがのもと」としたうえで「走る筋力やフォームが完成していないうちはクッション性が高いものを選んだ方がいい」と勧める。
各メーカーでも売れ筋は、初心者向けから上級者の練習用と位置づける1万円台前半ぐらいのシューズだ。クッション性と安定性、軽さを実現する技術で走りやすさを追求する。
ミズノの主力は「ウエーブライダー18」(希望小売価格1万3824円)。かかと部分に組み込まれた波形のプラスチック板が、縦方向の力にたわむことで高いクッション性を発揮し、横の動きにはねじれ剛性が働いて走りを安定させる。18代目の「18」では、片方約260グラムまで軽くした。
アシックスの主力「ゲルニンバス17」(同1万5660円)は17代目の人気シリーズで、名前の通りゲル状の緩衝材を搭載。中底を厚めにして、クッション性とともに高いフィット感を持ち合わせる。同社の研究所でランニング動作の分析を基に開発されたという。