ソニーは30日、公募増資などで最大4413億円を調達すると発表した。資金はイメージ(画像)センサーの増産投資などに充てる。公募増資は26年ぶり。リストラなどの構造改革が一段落し、「攻め」の投資を本格化させる。
最大3215億円1780万円を調達する公募増資では、9200万株を上限に新株を発行。これは、発行済み株式の約8%に相当する。国内外で8千万株を売り出し、需給をみて最大1200万株を追加する。払込金額は7月中旬に決定する。
さらに新株予約権付社債で1198億5300万円円を調達する。これは、株式に転換できる転換社債(CB)で、償還は2022年9月末。新株とCBは7月下旬に発行する。