経団連の榊原定征会長は9日、福島県郡山市で開かれた東北地方経済懇談会後の記者会見で、同日の東京株式市場の乱高下について「ギリシャの信用不安や上海株の下落などのいくつかの要素があるが、投機的な動きであり、金融や経済のファンダメンタルズが変わったことで動いたわけではない」との認識を示し、「過剰反応すべきではない」と指摘した。
一方、東京で始まった日米の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)事務レベル協議に関して「農業も含め、どの業界でもTPPは長期的にはプラスに働く。そのことを発信していくのが、経済界の役割だ」と語り、交渉の進展に期待を示した。