車内で火災が発生し、小田原駅手前で停車する東海道新幹線「のぞみ225号」=2015年6月30日、神奈川県小田原市(川口良介撮影)【拡大】
JR西日本は10日、東海道新幹線の放火事件を受けて防犯体制の強化に取り組む考えを明らかにした。
JR東海とJR西は東海道・山陽新幹線の客室内に常時撮影の防犯カメラを設置することを公表しているが、JR西の真鍋精志社長はこの日都内で開かれた記者会見で「さらに巡回の強化、デッキや車内の案内放送、テロップを流すなど対応していく」との方針を示した。
また、JR西では事故を想定した乗務員訓練を取り入れるなどの対策強化にも取り組む。今年度は、航空業界で導入されているチームワークを保って運航するための乗員間連携(CRM)の仕組みを活用して列車火災に対応した訓練を実施する。 真鍋社長は「伊勢志摩サミット、東京五輪と続く中でリスクについて考え、関係機関と連携していきたい」と述べた。