NTTは13日、自社開発した最先端の映像・音声処理技術の活用に向けて、第一興商と共同検討を進めることを決めたと発表した。両社ではカラオケ機器などのエンタメ分野や介護などの高齢者分野に照準を合わせる。
第一興商によると、カラオケボックスは訪日客の人気が高い一方で「楽曲検索などの説明が難しく、歌い始めるまで30分かかるケースも多い」という。このため、外国語などの音声を認識して対話方式で操作できるNTTの技術を活用し、「KARAOKEの魅力アップを目指す」考えだ。
高齢者の介護予防分野にも注力している同社は、カラオケや体操、“懐かし映像”などを楽しむ健康増進機器が全国1万7千施設に導入されている。その使い勝手も高め、早ければ来年度にも新製品を発売する。
NTTは「他社とのコラボレーションによる価値共創」(鵜浦博夫社長)の一環として、自社技術の外部展開を広げる方針だ。