80型で価格は税抜き168万円。きゃりーさんを支持する若者層が簡単に手が届く商品ではない。これについてシャープのブランド戦略部の西野正彦副部長は「看板の4Kネクストを知ってもらうことで、下位モデルを含めた『シャープの4K全体』に関心を持ってもらうのが狙い」と説明する。
シャープのテレビの国内シェアは4割弱でトップ。ただ、4Kに限ればソニーが3割台でトップで、シャープは東芝、パナソニックとともに2割で横並びの状態だ。西野副部長は「夏商戦でシェアを3割に高めていきたい」と意気込む。
インパクト勝負?
ではなぜ、きゃりーさんなのか-。
遊び心に満ちた可愛らしいファッションで「クール・ジャパン」の象徴として国内外で人気を博しているとはいえ、ファン層は10~20代が中心だ。
西野副部長は「シャープの家電製品のCMに登場したことがなく、インパクトがある。世間からマイナスのイメージもない」とした上で、「きゃりーさんのコンサートは10~20代の独身者だけでなく、若いファミリーが多く、購入層を広げるのにふさわしい」と説明する。