【フロントランナー 地域金融】紀陽銀行尾崎支店・藤田知甫さん(上) (2/2ページ)

2015.7.20 05:00

 藤田さんは取り扱っている全ての投資信託の運用リポートに目を通し、分配金や基準価額の動きを確認。分配金が減ったり基準価額が下がり始めた商品があれば「分配金の使い道が未定のお客さまなら、再投資タイプを検討するかもしれない」「利益確定を視野に入れるかもしれない」などと、次の一歩を考えた上でアプローチする。

 自筆の手紙も積極的に活用している。平日の来店が難しい会社員の顧客には、お盆や年末年始の休暇前のタイミングを見計らって手紙を送るなど、足を運んでもらう工夫も凝らす。こうした取り組みによって、多いときには1日当たり8件ほどの面談を実現させているという。

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【プロフィル】藤田知甫

 ふじた・ちほ 2010年紀陽銀行入行。岩出支店業務課、同店の資産運用アドバイザーを経て、13年4月から尾崎支店勤務。モットーは「人と人のつながりを大切にする」。

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 (編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp

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