【フロントランナー 地域金融】大阪シティ信用金庫 藤原正典氏(1) (1/2ページ)

2015.8.3 05:00

 □大阪シティ信用金庫 前城東支店長 藤原正典氏

 ■資産全体のバランス踏まえ提案

 2013年11月に大阪東、大阪市、大福の3信用金庫の合併で誕生した大阪シティ信用金庫(大阪市中央区)は「信頼で地域とつながる」をスローガンに掲げ、一丸となって地域社会の発展に向けて取り組んでいる。

 7月まで城東支店(同城東区)の支店長だった藤原正典氏は30代から支店長職を務め、融資営業を担う得意先係のエースとして知られた存在だった。

 「激しい競争の中、優れた戦略や商品があっても最後は『人』の勝負。自分に厳しく、熱意を持って何事にも屈しない前向きな気持ちで挑戦し続けることが大切」と語る藤原氏は、今も若手の得意先係の憧れの存在だ。支店長としても、20~30代前半の若手が半数以上を占める城東支店を赴任1年目に優良店表彰に導いた手腕を誇る。

 全国で5位という人口密度が示すように、大阪市は住宅化が進む。城東区も古くは鋳物や印刷、金属加工といった製造業や木材卸などの卸売業が盛んだったが、周辺の住宅化に伴い、東大阪市や大東市に工場や倉庫を移転する事業者が増えている。城東支店には、取引先から「工場跡地にマンションなどの収益物件を建築したい」といった相談が数多く寄せられるという。

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