--認知度のさらなる向上も課題だ
「今後も広告展開には力を入れていく。テレビ、雑誌、電車内、屋外の大型看板など多角的に媒体を活用してブランド力の強化を図る。09年から競泳日本代表のオフィシャルパートナーになっている。来夏のリオデジャネイロ五輪での競泳選手の活躍を通じ、多くの人が当社の社名を目にする機会が増えることを期待している」
--経営目標は
「親会社であるGMOクリックホールディングスは香港や英国でサービスを展開している。日本でサービスを提供するわれわれが盤石でなければ、世界展開はうまくいかない。現在120兆円超のFXの月間取引高を150兆円まで高め、後押ししていきたい」
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【プロフィル】山本樹
やまもと・たつき 法大経営卒。1998年新日本有限責任監査法人入所。2001年公認会計士登録。07年GMOインターネット入社。11年GMOクリック証券監査役に就任し、13年から現職。GMOクリックホールディングス取締役兼執行役最高財務責任者(CFO)も兼務。神奈川県出身。