レザ・ナザルアハリ駐日イラン大使【拡大】
一方、中東最大級とされるアザデガン油田の開発については、「日本の撤退後に中国企業が参入したが、(技術不足で開発の)責務を履行できず、イラン政府は契約を破棄し、今は白紙だ」と説明。その上で、「数週間後にロンドンで国営イラン石油会社が資源開発に名乗りをあげる外国企業に(以前より開発条件を改善した)新契約方式を説明する国際会議を開催する。具体的な商談やパートナー探しの場にもなると思う」と述べ、日本にも再参入のチャンスがあることを示唆した。
外資の市場参入の動きに対しては、「制裁解除は来年1月頃と思うが、今回の合意で海外の金融機関はイランと取引しやすい環境が整った。米国の各州の権限による罰金なども外資の大きな障害だったが、合意の中でこうした州の動きを連邦政府が規制できると明言された。投資環境は大きく改善された」と話した。