「松下電器」中国で名前が残るワケ “憧れの存在”でプレミアム戦略 (3/4ページ)

2015.8.16 17:02

中国の独自キャラクター「小松」(左)

中国の独自キャラクター「小松」(左)【拡大】

  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 「小松」が登場するポスター
  • イベントで「小松OFFICE」として展示した商品
  • パナソニックとともに「松下」が入っているカタログ
  • 会社案内でもパナソニックと松下が併記されている

 特例の理由

 同社は世界的に社名とブランドをパナソニックに統一しているが、実は中国に限って社名は松下電器だ。パナソニックはブランド名として使用している。これは中国では企業名が法律で漢字表記しか認められていないためで、パナソニックにあてる漢字表記が現地で確立していないこと大きかった。

 さらに昭和53年、副首相だったトウ小平氏が大阪にあった松下のテレビ工場を訪問して、幸之助氏に「中国の近代化を手伝ってくれませんか」と頼み、幸之助氏が「できる限りお手伝いします」と応じたのは中国でも有名な話だ。

 それを機に、同社が戦後初めて日本企業として中国に進出するなど「特別な関係」を築いてきた歴史的な経緯から現地で人気が根強く、「中国ではパナソニックは知らなくても松下を知っている人は多い」(関係者)というほどの知名度があった。長く先進技術を持つ外国企業として憧れの存在だったことも松下を使い続ける理由になったとされる。

平成24年に中国全土で吹き荒れた反日デモの暴徒化

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。