大手損害保険各社が10月から、企業向けの火災保険の保険料を一斉に引き上げることが17日、明らかになった。保険料の引き上げ幅は全国平均で1、2%程度。集中豪雨や大雪などで、この数年、保険金の支払いが増えていることから、値上げによって収支改善を図る。
大幅な改定は2007年4月以来、8年半ぶりとなる。10月以降に更新する契約から適用される。工場は平均2~4%程度上がる見通し。地域差が出やすい事務所や店舗の場合、台風や豪雨の被害が大きくなりやすい九州・沖縄で最大4割程度上がる見通し。
火災保険は火災のほか、台風や集中豪雨、大雪などによる建物の損害を補償する保険。企業向けの場合、工場や事務所、店舗といった建物に加え、その中の設備や在庫などが対象となる。