米動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の上陸に合わせ、国内の家電大手はフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4Kテレビ」のリモコンに専用ボタンを搭載させている。ボタンを押すだけでアクセスが可能で、ユーザーの「入り口」を確保したいネットフリックスと、4Kテレビの拡販を狙う家電メーカーの思惑が一致した格好だ。
専用ボタンの搭載は、ネットフリックスの日本法人と家電メーカーが昨年から交渉し、実現した。ボタンを押せば、テレビの電源がオフの状態から直接、ネットフリックスのサービス画面が立ち上がる仕組み。東芝、パナソニック、ソニー、シャープといった家電大手が発売する4Kテレビで導入されている。
動画投稿サイト「ユーチューブ」が2~3分程度の短い動画をパソコンやスマートフォンなどで見せるサービスが主流であるのに対し、ネットフリックスはテレビへの対応が大きな強み。ユーザーの視聴時間は平均1時間程度に及ぶという。
ネットフリックスは4Kコンテンツもそろえており、国内の家電メーカーはこうしたネット映像にも対応、液晶テレビの買い替え需要を取り込む戦略だ。