仮想移動体通信事業者(MVNO)大手の日本通信は3日、スマートフォンなどモバイル端末向けセキュリティーシステム「モバイルIDS」を同社のスマホ「VAIOフォン」に搭載すると発表した。
インターネット経由のサイバー攻撃を検知する侵入検知システムをモバイル向けに開発したもので、米国で特許を取得した。
モバイルIDSは、サーバーと端末に組み込まれる固定的なソフトウエア「ファームウエア」として提供される。ウイルス対策アプリ(実行ソフト)などに比べ、より広範な分析を行い侵入状況を精緻に検知できるという。
モバイルIDSは18日から提供を始める。法人向けは端末100台までが月額24万円(税抜き)。個人向けは無償で提供する。
10月以降には検知機能のほか、防御機能も備えた「モバイルIDPS」を2万台限定でVAIOフォン利用者向けに無償提供する。
会見で日本通信の三田聖二会長は「インターネットはサイバー攻撃に無防備。MVNO各社にライセンスを無償で提供したい」と述べ、モバイルIDSの普及を目指す考えを示した。