店舗の1階から地下2階をリニューアルし、精肉や鮮魚売り場で注文に応じて調理する対面式の売り場を設け、担当者は「顧客との接点を重視した」と強調する。働く女性などを取り込もうとパンやチーズなどの品ぞろえも強化したのも特徴だ。
同店の食料品の売上高は改装前より約3割増やす計画。また2~9階は衣料品や生活用品などのフロアだが、今後改装していく予定で「調理器具や食器など基本的には食から派生させる方針」(ダイエー関係者)という。
京阪神と首都圏で「脱総合スーパー」
ダイエーが運営する店舗は京阪神と首都圏に絞り込まれることになっている。9月1日には全国の約280店のうち、北海道と名古屋、九州で運営する約60店がイオン系に移った。来年3月には比較的規模が大きいスーパー約30店の運営もイオンに移管する。