記者会見をするコムキャストのブライアン・ロバーツ会長(左)とユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル代表取締役(右)=28日午後、大阪市此花区(甘利慈撮影)【拡大】
米メディア大手コムキャストと、大阪市の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社「ユー・エス・ジェイ」(同市)は28日、コムキャストがユー・エス・ジェイの発行済み株式の51%を約15億ドル(約1830億円)で取得し、経営権を握ると発表した。コムキャストは傘下のNBCユニバーサルを通じて、11月上旬をめどに現在の株主の米金融大手ゴールドマン・サックスから株式を取得し、テーマパーク事業の強化を進める。
ユー・エス・ジェイが資金調達の幅を広げるために目指してきた東京証券取引所への年内の再上場は取り下げる。
ユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)と、コムキャストのブライアン・ロバーツ会長兼CEOらは同日、USJ内で記者会見。株式譲渡完了後にユー・エス・ジェイのCEOを退任する意向を示したガンペル氏は、コムキャストが経営権を握った後のUSJの方向性について「大きな成功を収めてきた戦略を今後も継続し、さらなる成長を目指す」と述べた。