日本貿易振興機構(ジェトロ)は5日、フランスの貿易・投資促進機関「ビジネスフランス」と、アフリカ市場開拓に向けた連携強化の覚書を結んだと発表した。同日開催された安倍晋三首相と来日中のマニュエル・バルス首相との日仏首脳会談でアフリカ開拓で合意しており、その具体策になる。
早ければ年内にも日本企業が多く進出する南アフリカで、両機関と民間企業の定期的なフォーラムを開始し、ビジネスマッチングにつなげる。
アフリカは豊富な天然資源に加え、2030年には15億6000万人の消費市場が見込めるフロンティアだが、日本企業の進出は欧米や中国などアジアに比べ出遅れている。ジェトロは、旧宗主国としてアフリカに影響力を持つ仏と組むことで日本企業のアフリカ進出を後押しする。
一方仏も英語圏の南アやケニアなど東アフリカの開拓は遅れており、日本企業と組めば補完関係を築けるとの思惑がある。