こうした動きを先取りするのが大手商社の豊田通商で2012年に西・中央アフリカに強い仏商社セーファーオーを買収。同社を通じ、仏カルフールとコートジボワールなどでスーパーを共同展開するほか、飲料、医薬品、二輪車など消費市場開拓を進めている。
三井物産は仏電力大手エンジー(旧GDFスエズ)と組み、仏語圏のモロッコで大規模石炭火力発電所の建設・運営事業を17年にも開始する。仏企業とタッグを組み、日本メーカーが強みとする「超々臨界圧」と呼ばれる高効率火力発電所を初めてアフリカに導入する。
日立製作所も昨年、水処理事業大手の仏ヴェオリア・ウォーター・テクノロジーズと水インフラ事業で協業。中東やアフリカ、アジアでの受注を目指しており、仏企業とアフリカで共同展開する動きが広がっている。