関西電力や東京電力、中部電力が余剰電力を仕入れて販売する「新電力」の販売電力量【拡大】
今年7月の3社の販売電力量をみると、中部電のダイヤモンドパワーが5467万キロワット時と圧倒的で、東電のTCSが続く。TCSは供給開始から1年ほどにもかかわらず、3421万キロワット時と急成長し、1104万キロワット時の関電のケネスを大きく上回る。
「東京」で決まる交渉
東電の強みは、東京を本拠に全国展開する大手企業と古くからのつきあいがあることだ。TCSからセブンの関西店舗への電力供給についても「東京の本部で交渉を進めた」(セブンの担当者)。
企業の流出が続く大阪に拠点を置く関電は「電力需要の3割以上が東電管内にある。自由化の主戦場は首都圏」(幹部)とみる。八木誠社長は「本社機能を(東京に)移転させた関西企業を中心に引き続き利用してもらう」と話す。