介護者が楽になることをコンセプトにした「楽寝楽座」。1台で車いす、ベッド、ストレッチャーの3役を兼ねる【拡大】
最大の特徴といえるのが、実用新案を取得した背ずれをしない機能だ。通常、リクライニングをすると背中がずれてしまうので、背ぬきという介助が必要になる。しかし一連の作業を行わなくて済む。中川雅裕専務は「背ずれをする幅を計算して、背もたれを上げ下げしてもずれないように設計した」と独自の工夫について語る。
介護施設や介護タクシー運営会社などへ売り込んでいく。特にタクシー業界では、車いすやストレッチャーなどを乗客の症状によって使い分けなければならない。1台3役の楽寝楽座は「こういう器具が欲しかった」と大きな反響を得ている。
同社はもともと、電子部品の輸入と修理事業を主に展開してきたが、近年では環境に優しい省エネ商材の販売など、経営多角化にも意欲的だ。