規模だけでは埋まらぬセブンとの差 ファミマ・ユニー統合、相乗効果は? (2/3ページ)

2015.10.16 06:30

サンクスとファミリーマートが隣接する東京都内の店舗。経営統合後は商圏が重なる店舗の統廃合も課題となる

サンクスとファミリーマートが隣接する東京都内の店舗。経営統合後は商圏が重なる店舗の統廃合も課題となる【拡大】

  • 経営統合を発表し、握手を交わすファミリーマートの中山勇社長(左)とユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長=15日、東京都内のホテル

 ただ、収益面での差は依然大きい。コンビニ業界で実力のバロメーターとされる店舗当たりの1日平均売上高はセブンとファミマで約15万円の差がある。セブンとサークルKサンクスでは20万円以上に広がる。規模拡大だけでは埋められぬ差が残る。

 両社の基本合意では、コンビニはブランドを一本化し、物流拠点などインフラを集約することを掲げた。ファミマには、ブランド一本化に伴う相乗効果の成功体験があるからだ。

 ファミマは2009年にエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を吸収合併した際、ブランド統合に伴う社内文化の融合に腐心した。従業員の育成方式など自社の持つノウハウをam/pmに惜しみなく注ぐとともに、am/pmが得意とする商品を積極的に取り入れ、融合を果たした。

 ファミマは今回の経営統合でも、当初からコンビニのブランドの統一を主張し、最終的にほぼ決着した。

速やかに融合できるかは未知数だ

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