【現場の風】トヨタ「クラウン」日本生まれを強調 「海外ブランドもたくさん見てきたが…」 (2/2ページ)

2015.10.21 06:27

 「クラウンは全方位の安全確保を目指しており、自動ブレーキやアクセルの踏み間違い防止、歩行者傷害軽減ボディーなどは既に採用している。ITSコネクトはインフラと協調しないと駄目だが、交差点の事故を減らせる。クラウンがやることで他の車にも入るだろうし、インフラの整備が進めばいい」

 --足元の販売の状況は

 「スポーツ用多目的車(SUV)やミニバンに乗り換えた人たちがセダンに戻ってきていない。競合はベンツのCクラスなどだけでなく、法人利用なら(高級ミニバンの)アルファードを選ぶ人もいる。月販目標3700台というのはチャレンジングな目標だ」

【プロフィル】秋山晃

 あきやま・あきら 横浜国立大工学部卒。1986年トヨタ自動車入社。実験部で「クラウン」や「アリスト」「セルシオ」などを担当し、2001年に先行車両開発企画室主幹(MCプラットフォーム開発)。07年に主査となり、「クラウン」を担当。14年1月からチーフエンジニア。山口県出身。

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