原田泳幸会長兼社長【拡大】
ベネッセホールディングス(HD)は30日、2020年度の連結売上高を15年度見通しより1400億円以上増やし、6000億円を目指す中期経営計画を発表した。
16年度からの5カ年計画で、海外事業や介護・保育事業、学校向け事業などに注力し、目標を達成する考えだ。
海外事業で牽引(けんいん)役となるのは、中国ビジネス。自社展開する地域を4から24に増やすほか、販売代理店との連携を強化し、中国市場の取り込みを目指す。14年で60万人の会員数を21年までに400万人に増やす計画だ。海外売上比率は、13年度の16%から20年度に25%以上に高める。
成長分野を中心に経営資源を集中する。5年間累計の投資額は2000億円規模を予定している。