【ぐるなびのチョットぐな話】「インバウンドおせち」で文化に触れる (1/2ページ)

2015.10.31 05:00

「天下取りおせち」(4万9800円)全34品の中には、コンペイトーやようひ餅など当時の武将が愛した“甘いもの”もセットになっている

「天下取りおせち」(4万9800円)全34品の中には、コンペイトーやようひ餅など当時の武将が愛した“甘いもの”もセットになっている【拡大】

 年々、おせち商戦が激化している。料理の手間がかかるおせちは、かつての「つくる」時代から、今は「買う」時代に移行。その購入先も、有名ホテルやなじみの店のほか、近年ではおせちのネット通販も拡大傾向にある。おせちの多様化によって、おせち市場も年々売り上げを伸ばしているという。

 重詰おせちの市場規模は、2013年は547億円、14年は576億円と前年と比べて5.3%増の売り上げとなった。そして今年は、605億円(前年比5.1%増)の売り上げを予想している。その根拠としてあげられるのが、洋食、中華、そして老舗料亭の味などジャンルの多様化したこと。そして、近年のトレンドとして品数の多いおせちが売れる傾向にある。それによって原価が高騰し、結果的に販売価格も上がるというわけだ。

 また、ぐるなびが2月にユーザーを対象に行った調査によると、購入の決め手になったことを聞いたところ、1位は「おせちの内容・質」で2位は「価格」となった。つまり、多少高い商品でも「質」を重視する傾向にあることが考えられる。ここ数年の本物志向の広がりによって、購入者の目が肥えてきたという結果なのかもしれない。

 こうした流れを受けてか、商品の販売価格にも変化が表れはじめている。「ぐるなび食市場」おせち売り上げデータによると、「レストランおせち販売価格帯割合」の平均単価は1万7969円だが、平均よりも1万円以上高い3万1000~3万5000円が3番目に人気の価格帯となっている。高価なおせちの人気に比例して、割引や特典などが付く早期購入者の割合も増えてきているようだ。

 おせちの内容についても、今年はさらに個性的な商品が登場している。取り寄せグルメサイト「ぐるなび食市場」では、15日におせちの試食会を開催。今年特に注目を集めたのが、インバウンド消費を狙ったおせちだ。

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