--地域で長い歴史をお持ちですが、どのような思いで店舗運営をされていますか?
「ミズは、どんな会社かと問われれば、『薬を売る会社ではありません。できれば薬は売りたくない会社です。ミズは、人を幸せにする会社です』と申し上げています。地域のお客さまが健康で元気に過ごされること、これは『人を幸せ』にすることに他なりません。佐賀の地で薬一筋105年の歴史を持つミズですが、この思いは創業当初から変わることはありません」
--人財教育への思いをお聞かせください
「『利他技道』という教育理念に沿い、世に役に立つ薬局人を創る、人財育成への思いも深いものがあります。ミズは、社員に対しても物心両面から幸せにしたいと強く願っている会社であります。人のため、世のために(利他)、自分自身の『技(知識技術)』を磨き続ければ、それはやがて『道』になるのです。ミズは1999年、営業利益が7000万円のときに、5000万円を投じて薬業人育成のために自社研修センターを設立しました。人財育成には、大いに力を入れています」
--高齢社会に向けて、介護福祉事業も始められたそうですね
「日本も本格的高齢社会を迎え、医療や介護、薬業界全体が変わらなければいけない変化の時代を迎えています。多くの高齢者が、できるだけ元気で寿命を迎える、健康寿命を延ばすことが大きな課題です。そのためには、運動や食事など生活全般にわたる『疾病予防』が重要なテーマになります。また、CURE(治療)からCARE(ケア)へという考え方に沿い、施設や在宅でのリハビリや介護も重要です。こうした新しいテーマについても、ミズは果敢に挑戦し、介護福祉事業を『ミズケア』という子会社でスタートしました。福祉用具のレンタルや販売、高齢者が安心して生活できる住宅改修など、介護する方も受ける方も安全で安心できるサービスの実現を目指しています」