日本郵政グループ3社上場を知らせる証券会社のポスターを見る人たち=東京都新宿区【拡大】
口座開設数が大きく増え、顧客の裾野が着実に広がりつつある中、株式を売買する際の手数料で知恵を絞る証券会社も出てきた。
カブドットコム証券は郵政3社が上場する4日から、顧客が支払う売買手数料を最大約54%引き下げる。売買の成立金額が50万円以下の取引が対象で、増加が見込める個人の取引を取り込むのが狙い。斎藤正勝社長は「株式投資はおもしろいという成功体験を持ってもらうことが重要」と語る。
8月以降は各社とも、世界的な株価急落の影響で取引が低迷した。それだけに郵政3社の上場が「下期の(業績拡大の)起爆剤になれば」(岡三証券グループの村井博幸取締役)といった期待は大きいようだ。