独フォルクスワーゲンは電気自動車「e-up!」のモーターアセンブリーを展示した=東京都江東区(和田憲一郎氏提供)【拡大】
また、海外の自動車メーカーから見ても、モジュール化部品を採用するには、信頼性の高い高品質の部品を選定することが必須であり、この展示会を通して、日系部品メーカーを調査しているのではないだろうか。これは携帯電話などでも、日本の電子部品メーカーに各国が関心を示している構図と同じかもしれない。
以前のモーターショーといえば、エンジン、トランスミッションなどが数多く展示されていた。しかし、今回を見ても部品は様変わりしており、モーター、インバーター、充電器、モーターコントローラーなどの電動化部品が多い。そのうちに、東京モーターショーも「東京“Motor”ショー」になっていくのかもしれない。
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【プロフィル】和田憲一郎
わだ・けんいちろう 新潟大工卒。1989年三菱自動車入社。主に内装設計を担当し、2005年に新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」プロジェクトマネージャーなどを歴任。13年3月退社。その後、15年6月に日本電動化研究所を設立し、現職。著書に『成功する新商品開発プロジェクトのすすめ方』(同文舘出版)がある。59歳。福井県出身。