“値引きのマツダ”から脱却、顧客と近い存在に 「選ばれ続けるブランド」目指す (2/4ページ)

2015.11.8 09:20

ロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)

ロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)【拡大】

  • マツダの販売・マーケティング担当で常務執行役員の毛籠勝弘氏=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)
  • マツダのロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」
  • ロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)
  • ロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)

 マツダは2000年に、顧客に「走る歓び」を提供することを目標に「Zoom-Zoom」という新しいブランド戦略を掲げ、新商品の販売を始めた。

 「ちょうどそのころ、私はヨーロッパに行っていろんな勉強をする機会がありました。『マツダはヨーロッパで強いよね』、などと聞いたことがあるかもしれませんが、実際は日本と比べてシェアは半分以下なんですね。だけど、なんとなく存在感があって、向こうで働いている従業員はみんなマツダが大好きで、誇りがあるんです。そこであることに気がつきました。大事な価値観とは、クルマをたくさん売るか売らないか、会社が大きいか小さいかではないと。『ブランドの価値が高いか低いか』なのだろうと思いました」

 “値引きのマツダ”と決別しなければ…

 「日本において、マツダはどんなイメージだったのか。“値引きのマツダ”です。不名誉で悔しいですが、我々が実際にやっていたことは、たくさん販売するために、値引きをしてお客様に売りつけるような営業。デザインや開発チームからすると、自分たちが神経を注いで作ったクルマが値引きして売られることは、耐えられないと思うんです。マツダを買ってくださったお客様も、その次の週、次の月にさらに値引きが行われるなんて、やっぱり悲しいことだと思うんですよ。こんなダメなマツダの営業とは絶対に決別しなければいけないと思いました」

決して営業力があったから売れたのではない

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