スタート時から「きょうのわんこ」制作に携わる(左から)松本大輔ディレクター、西山喜久恵アナウンサー、上津原伸介ディレクター(荻窪佳撮影)【拡大】
この21年で何か変わったことはあるのか。3人は「タイトル部分以外、ほとんど変わっていない。良い意味でのマンネリ感が特徴的」と口をそろえる。一方、変化したのは人間の方だという。「21年前は室内犬は珍しかったが、今は室内飼いも当たり前。一軒家からマンションになるなど、わんこの暮らしを通して、僕ら人間側の変化が見える気がします」(松本氏)
今後について、上津原氏は「今のテイストを変えないことを心掛けたい。とはいえ、5千回近く制作しても、まだやりたいことはたくさんあるし、紹介したいわんこも多いんですよ。今後は、海外のわんこの暮らしももっと取り上げたいですね」と話している。(本間英士)