レノボ・ジャパン設立10周年を記念した記者会見でDREAM構想について説明する留目真伸社長【拡大】
レノボ・ジャパンは、創立10周年を迎え、これからのビジョンを発表。全ての生活者が、コンピューティングパワーを常時活用できる世界を、2020年までに構築していく。
低迷するIT活用スキル
「日本のIT活用スキルが以前よりもかなり落ちてしまった」。留目真伸社長は今月開かれた同社10周年記念の記者会見で不安感を示した。
国内の企業・団体では、欧米に比べクラウドやスマートデバイスの利用率が低く、テクノロジーの普及と働きやすさ、企業の競争力の向上が一致していない例が多く見受けられるという。
留目社長は「数年前までは携帯電話でメールやテレビを見る日本の消費者を見て、世界は『素晴らしい』と思ったものだが、今では逆にテクノロジーの普及が若干遅れ、ITが十分に活用されない時代になってしまった」と嘆く。
その中で、レノボ・ジャパンが新たに打ち出したスローガンがDREAM(Digital Revolution for Empowering All Mankind)構想だ。
会見では、起床から就寝まで、生活と仕事の中で常時コンピューティングパワーを活用するというDREAM構想を具現化したイメージビデオが流された。
留目社長は「ビデオの中にあるテクノロジーは既にあるのにその世界は実現していない」と指摘。実現には「ICT業界の発想を超えたモノ・コトづくりが必要」とし、他業種のほかエンドユーザーやスタートアップ企業を巻き込んだ共創プロジェクトを立ち上げるべきだ、と提言した。
ITを活用した海の家での地方創生
既に成果を上げつつあるレノボ・ジャパンがプロデュースした共創プロジェクトが存在する。
「地方創生」のモデルケースが、神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜にオープンした海の家「Lenovo House@由比ヶ浜」。今年2年目で「デジタルでビーチをもっと楽しく!」がコンセプトだ。