【広報エキスパート】アクサ生命保険 広報は「家族愛」から (2/3ページ)

2015.11.19 05:00

 --東日本大震災の被災地支援をいまも継続しているとか

 アクサ生命の前身は、全国各地に拠点を持つ日本団体生命です。多くの拠点が東北地方の被災地にあったこともあり、東日本大震災直後から支援活動を行っています。11年からは、ご契約1件につき1ユーロ相当額を積算し、「ユネスコ協会就学支援 奨学金」を通じて、被災地の沿岸部に住む中学生の高校進学を支援してきました。しかし、今も就学支援を必要としている子供たちが多いことから、支援の必要性を社会に伝え、震災の記憶を風化させることがないようにと、新たに14年から支援額を「1件2ユーロ」に増額しました。進学を望む中学3年生が一人でも多く高校に行けるよう支援を継続していきます。

 --さまざまな部門を担当されていますが、広報についてのお考えをお聞かせください

 広報部門長として常にスタッフに言っていることは、(1)家族愛のように自社が好きであること。広報は会社の一番のファン、絶対的な支援者であり、これは家族愛のようなもの(2)何事にも真摯(しんし)な姿勢で主体的に取り組む(3)自社のビジネスをよく理解する(4)常にアンテナを高くはり社内外の情報収集に努める(5)経営陣にアドバイスできるような存在になること-です。当社は経営会議メンバーと広報の距離がとても近く(広報部門長が経営会議のメンバーに入っている)、トップの考えや会社の方向性がいち早く広報スタッフに伝えられますので、スタッフは動きやすいと思います。

 日本はアクサグループの戦略上重要な拠点ですので、広報もフランス本国や米国の広報部門と肩を並べるような存在になれると思っています。またメディアやパブリックリレーションの活動からは学ぶことが多く、社外からいただくご意見やご提言を真摯に受け止め経営に生かしていきたいと考えています。その上で、アクサ生命の良さ、強みを今後も内外に積極的に発信していきたいと思っています。(エフシージー総合研究所 山本ヒロ子)

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