鹿児島県産と山口県産の食材を取りそろえた「薩長同盟コース」【拡大】
「ホテル龍名館東京」を運営する龍名館(東京都千代田区)は、同ホテル内の和食店「花ごよみ東京」で、鹿児島県産と山口県産の食材を使った料理と地酒を楽しむ「薩長フェア」を来年1月末まで開催している。
鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)と萩山口信用金庫(山口市)が、両県の地域活性化を目的に9月に締結した交流事業の一環。今回のフェアでは、東京で両県の食材の魅力を広く発信する。
メーンとなるのは、鹿児島県産の「薩摩黒豚」のしゃぶしゃぶと、山口県産の地鶏「長州黒かしわ」の水炊きの2種類を1つの鍋で味わえる「しゃぶ炊き」。だしは豚骨と鶏ガラを約4時間かけてじっくり煮込み、それぞれの濃厚なうま味を抽出し、塩ベースでシンプルに味付けしている。
他に、鹿児島県産寒ブリを使用した「鰤大根」、山口県萩の赤米を加えたご飯を炊き上げた焼おにぎりといった前菜、焼き物、食事などを含んだ「薩長同盟コース」を7000円で提供している。別料金で西郷隆盛、桂小五郎らにちなんだ両県の地酒4種類を味わうこともできる。
ホテルレストラン事業部スーパーバイザーの矢部義信さんは「両県には海産物や果物などの食材が豊富にある。今後も趣向を凝らしたフェアを展開したい」と話している。
龍名館は、ホテルやレストランを東京都内で運営する、1899(明治32)年創業の老舗。