東京電力は25日、飲食店や商店への電力販売を強化するため、有線放送大手のUSENと業務提携したと発表した。電力と有線放送の契約などをセットにした割引サービスを展開する。2016年4月に電力小売りが全面自由化されるのを見据え、販売力を強化する。
両社は今年6月、業務提携に向けて基本合意していた。USENは東電管内の首都圏と中部、関西地区で計約40万件の顧客を抱えており、3地区で電力の営業活動をする。USENはインターネット回線なども取り扱うが、複数の商品と電気を組み合わせてセット販売する。
東電の真田秀雄アライアンス推進室長は東京都内で記者会見し「(既に自由化されている大口の顧客を対象に)共同で営業を始めた。中部や関西でも顧客を獲得している」と語った。セット販売に力を入れるとし、「(中部電力や関西電力の標準料金よりも)確実に安くしたい」と強調した。