【広報エキスパート】企業価値は社員の言動から (3/3ページ)

2015.12.3 05:00

 --日頃の危機管理は

 昨年9月の御嶽山噴火事故では社員5人が亡くなり、1人が行方不明という大変残念な結果になりました。メディアから、下山した3人へのインタビュー要請もありましたが、プライベートな話であり、お断りしました。事件・事故は突然やってきます。広報として大切なことはスピーディーに的確に対応することです。グループ内で緊急事態が発生した場合、窓口をHD広報部に一本化。必要に応じて関連部門を招集し迅速に対応することで影響を最小限にとどめる態勢を構築しました。また、さまざまな事件・事故の事例をもとに、仮に当社で同様の事例が発生した場合、具体的にどのような判断を下し、どのように動き、どのようにマスコミに回答するかをメンバーで意見交換し、常にシミュレーションを行っています。

 --グループ略称を「SOMPOホールディングス」としました

 広報部の目標は、会社を取り巻くステークホルダーとの積極的なパブリックリレーションを通じてSOMPOホールディングスのブランド価値最大化を図ることです。そのためにはグループ社員約5万人の一人一人が広報パーソンであることが大切です。企業ブランドはあらゆる企業活動から派生し、社員の行動、言動一つ一つからも形成されます。そのマインドを全社員に根付かせることができれば、目指している「世界で伍していくグループ」の実現に近づいていけると思っています。(エフシージー総合研究所 山本ヒロ子)

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【プロフィル】青木潔

 あおき・きよし 1987年慶大法卒、安田火災海上保険(現損害保険ジャパン日本興亜)入社。2002年損保ジャパン静岡自動車営業部課長、営業企画部、人事部を経て、12年長崎支店長。14年損保ジャパン日本興亜の合併を経て、15年4月から損保ジャパン日本興亜ホールディングス兼損害保険ジャパン日本興亜広報部長。

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