損保ジャパン日本興亜ホールディングスは11日、再保険大手の仏スコールに15%出資する計画を撤回する、と発表した。損保ジャパン日本興亜にとって過去最大の出資計画だったが、両社の事業戦略の違いやスコール株の上昇により、投資に見合う効果が得られないと判断した。すでに取得した約9%のスコール株は売却する方針だ。
損保ジャパン日本興亜は今年3月、平成27年度中に1100億円超でスコール株の約15%を取得するとともに、取締役1人を派遣する計画を発表。年間100億円程度の最終利益の上積みを見込んでいた。すでに約700億円を投じ、筆頭株主になっていた。
損保ジャパン日本興亜は現在、28年度からの新しい中期経営計画の策定中で、海外でのM&A(企業の合併・買収)は引き続き積極的に進める方針だ。