トレンドマイクロの調査によると不正広告が表示された国内のサイトは3700以上。今年7~9月、不正広告が置かれたアドネットワークのサーバーには1030万アクセスがあり、脆弱性攻撃サイトの誘導元の41%が正規サイト上の不正広告だった。改ざんされた正規サイトから45%が誘導されていることを考えると、もはや「怪しいサイトにアクセスしなければ安全」という定説は通用しないと言っていいだろう。また、今のところスマートフォンやタブレット端末で同様の手口は確認されていないそうだ。
ユーザーにできる対策はOSやソフトウエアを常に最新の状態にしておき、セキュリティーソフトでパソコンを保護することだ。森本氏は被害根絶のため、アドネットワークのサーバーのセキュリティー強化、不正広告の混入を防ぐ審査の厳格化、既存広告の検査などの取り組みが広告業界に求められると話している。