左から、ぐるなび総研の滝久雄社長、うえやまとちさん、この日のために特別な「おにぎらず」を作った「SUGALABOInc.」須賀洋介シェフと、「日本料理つきぢ田村」田村●シェフ=7日、時事通信ホール●=隆の生の上に一【拡大】
5~10月に「食」をテーマにイタリアで開催された「2015年ミラノ国際博覧会」で、日本館は228万人を集客し高い人気となった。食を目的とした訪日外国人の増加など、世界から注目されている日本の食。今後、さらに世界へ発信することが重要だ。
食を主要テーマに調査・研究を行うぐるなび総研は、日本の豊かな食文化を後世に受け継ぐため、その年の世相を反映し象徴する食を「今年の一皿」として2014年から発表をスタートさせた。2回目となる「2015年 今年の一皿」では、ぐるなびの月間5200万人のユニークユーザーと1354万人のぐるなび会員に対する調査から、食に関するキーワードを複数選出。さらにメディア関係者の審査を経て、「おにぎらず」「スーパーフード」「なまずの蒲焼」「のどぐろ」「クラフトビール」「ジャパニーズウィスキー」の6つのノミネートワードを決定。この中からぐるなび総研は7日、「2015年 今年の一皿」をおにぎらずに決定した。
おにぎらずは、グルメ漫画の「クッキングパパ」、1991年に発売されたコミック22巻に「にぎらずにできるおにぎり」として掲載された。のりの中央にご飯と具材を載せてのりの4隅を中心に合わせるような形で包み、包丁で切ったもの。
作者のうえやまとちさんは、喜びながらも「なにがなにやら、という感じ」と、24年前に考案したおにぎらずの選出に驚きを隠せない。「子供が小さいときに、妻が熱々のご飯をパンパンパンと包んでいたのを見たのがきっかけ」と、おにぎらず誕生秘話を明かすとともに、「100年後の日本でも、おにぎらずが食べらていたらうれしい」と期待を込めた。